日本の年金を考える★歴史①
もくじ
年金をいただく年齢になってきました
もうそろそろ年金をもらう年齢になってきました。私の今まで働いてきた、歴史みたいなものが一定の形となって支払われるんだなと思います。
年金を払わなくてはいけない人が、払ってないことって時々目にします。日本の年金制度を理解していただいて、そのうえで「払わない」と決めていらっしゃるのなら、致し方ないとも思います。
年金制度は本当に理解するのはむつかしいですよね。
私なりに、年金制度について考えてみようと思います。
日本公的年金政策史 という本を、府立図書館から借りてきました。
前書きから、ちょっと引用です。
年金の歴史は、単純な社会保障史というよりも昭和初期の時代から現在まで我が国がたどった政治・経済・社会を巻き込んだ社会的アクターの要求、つまり人々の社会的願望そのものの歴史を扱っている(日本公的年金政策史、矢野聡著、ミネルヴァ書房、2012年、まえがきより)
人々の社会的願望そのものの歴史
社会的願望って、社会が(みんなが)どんな幸せを求めているか みたいな事だと思います。
結婚して子供産んで家族をもって家建てて・・・みたいなのがいいと思っていた時代。
結婚だけじゃない人生 お金だけじゃない人生に どんどん変わっていく時代 個人の幸せと、社会の幸福度と
現代の資本主義における「豊かな生活」のバロメーターが、現金給付されている公的年金を通して表現されている。(日本公的年金政策史、矢野聡著、ミネルヴァ書房、2012年、まえがきより)
「豊かな生活」のバロメーター
年金って、働かなくても入ってくるお金なので、少ない人も多い人も、それなりに年金で「豊かな生活」になる(近づく)感じかな。
日本の年金は、「高齢者」のためか「労働者」のためか
年金は「高齢者への救済」か。そうであれば、金持ちの高齢者には支払う必要がなくなるよね。
年金は「労働者へ賃金の後払い」という考え方もあります。であれば、自営業者はの年金は?
日本公的年金政策史 目次です。
- 第1章 公的年金成立前史
- 第2章 戦争と労働者年金保険制度
- 第3章 被占領下の厚生年金保険制度
- 第4章 戦後厚生年金保険制度の確立
- 第5章 国民年金制度の誕生
- 第6章 国民皆年金の達成
- 第7章 経済成長と年金の膨張
- 第8章 年金大国への道
- 第9章 年金政策の転換
- 第10章 年金大改革への胎動
- 第11章 基礎年金の成立
- 第12章 経済運営への荒波と年金改革
- 第13章 新自由主義の中の年金
- 第14章 2004年改正をめぐる動き
- 第15章 参議院選挙から政権交代へ
消えた年金問題
年金の支払い記録がなくなった問題です。2007年 平成19年 に約500万件の年金記録が、誰の年金かわからなくなっていることがわかりました。
自分の年金記録に「はて?」と思たときは、年金記録の訂正請求手続 ができます。
今まで働いていた記録など全部必要になるかもしれないです。古い給与明細は捨てないでね。